ワンチャン (26)

↓前作です!

ゼルメアで 何も取らずに はや10周 (ワンリィ 心の俳句)

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連敗に萎えて思わず詠んでしまったが、非情にも苦行は11周目に突入しようとしていた。

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ゼルメアの 連れがなにゆえ ガキなのか (ワンリィ 心の俳句 Part2)

彼女と2人っきりのゼルメアデートなら、例えゴミ装備しか出なくとも、こんなにもテンションだだ下がりにならなかったのに。

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若造に ディスりディスられ 夜が更ける (ワンリィ以下略)

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わざと丁寧な口調で返事をしてPTリーダーを変更してやる。「うざっ!」とか「むかつく!」とか裏でキャンキャン吠えていたが完全無視。日常茶飯事の悪口雑言にもすっかり煽り耐性がついてしまった。

いやあツーリィ君、ルムチャでは無く、わざわざフレチャで悪態なんて可愛いねぇ。大好きな彼女の前ではおりこうなボクちゃんを演じてるんでちゅか?(^ω^)

などと煽り返しても良かったのだが、あまりに大人げないのでやめておく。代わりにこの場にいない彼女に思いを馳せた。

30分ほど前、出先からルムチャをしてくれた我らがプリンセス。

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元々は3人で聖紋を持ち寄りする予定だったのだが、彼女が当日急に女子会に拉致されたらしく、「ごめん!抜けられそうにないから2人で行ってきて><」と頼まれ、渋々、嫌々ながら、仕方なしに、やむを得ず、野郎2人で死んだ魚の目をして(魚子だけに)周回しているわけである。中身はオスガキ(17歳)とアラサー男(28歳)だが、アストルティアでは女キャラ同士、キャッキャウフフ☆彡な雰囲気で楽しげに見えているのがせめてもの救いか。

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これがオガ男と魚男だったりしたら。想像しただけで寒気がしてきた……。※恋人がいない独身男の個人的感想です。

 

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くっ!コツコツ真面目オジの自分が憎い……。

なにが「ありがとう!(^-^)」じゃ!キャラが違いすぎるわ!ツーリィの奴、未成年というハンデを逆手にとり、弟キャラを前面に出していく作戦に切り替えたみたいだな。だが少年よ。彼女の母性本能に訴え、甘えん坊キャラを演じているうちは、異性として見られないまま他の男(俺)に奪われてしまうのがオチなんだぜ。フハハハハ!(゚∀゚)

ツーリィと俺の仲を深めようと(※おっさんずラブ的関係ではない)彼女が作ってくれた3人だけのルーム。開設当初はいちいち俺に噛みついてきたツーリィも、数ヶ月経った今では、憎まれ口は相変わらずだが、攻撃的な態度はほんの少し、微粒子レベルでマシになった気がする。単に俺のスルースキルが向上しただけかもしれないが。

何しろ相手は一回り近く年下の高校生である。アオハル真っただ中の少年相手に、知力と財力と包容力その他諸々で優位に立っている大人の俺様が本気になってどうする。体力はまあ多少、若者には負けているかもしれないが。

反抗期の弟がイキがっていると思えば、ヤンチャも広い心で受け止められるってもんだぜ。年上のお姉様に憧れる気持ち、よく分かるぞ少年。俺も高校生の頃、上戸彩が大好きだった。今も好きだが彼女はすでに人妻だしな。それに俺には今、プリンセスという想い人がいるのだ。さらば上戸彩。我が青春のアイドル!

センチメンタルな気分になっていると。

 

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手紙?青春の思い出に浸っていて気がつかなかった。俺とツーリィ2人宛ということは魔法少女関係か?

 

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俺の返事も待たずにさっさとパーティを解散すると、ツーリィは住宅村へと帰っていった。アイツ何を慌ててるんだ?ハッ!もしかして、またプリンセス目当ての新人が!?そうだ!そうに違いない!!今回は断固として阻止しなければっ!!

意気込んでいたその時。

 

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パパリィ!ナイスタイミング!直談判のチャンスだ!!

 

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えっ?

……………………。

えええええええええ!?

 

【続く】