相方ごっこ (4)

※初めての方は先に「ネナベ王子とネカマ姫(1)~(8)」からどうぞ!

↓前作です!

王子が手紙を読む数時間前。お姫様は1人で写真を撮っていた。

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…うーむ。遊び人服の人間子供も可愛く無いことは無いのだが、最近王子と一緒に撮ってばかりだったので一人だとイマイチ物足りない。彼は飲み会で遅くなるそうだ。今日は会えるかどうか。何となく寂しいような取り残されたような孤独感。こんな気持ちになるのは彼との相方ごっこにすっかりハマっているせいなのか。俺ってばおっさんずラブ一直線でヤバくね?まあゲーム内では姫ちゃんだから王子様と恋に落ちても問題は無いよな。うん。

秘密を共有すると親しくなるというが、現に俺と王子は「相方ごっこ」という秘密を通してどんどん仲良くなっている。アップデート初日も2人で有給を取りぶっ通しでストーリーを楽しんだ。

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俺は話の筋を追うだけでなくNPCとの会話も楽しみたいのでソロで行くつもりだったのだが、王子が自分も同じスタイルでやってみると言ってくれたのだ。自分のやり方を押し付けたようで気になったのだが、ストーリーを進めていくうちに、むしろ俺と一緒に回った方が彼も快適なのではと思えてきた。なぜなら王子様は超が付くほどの方向音痴だったからだ…。目を離すとすぐ迷子になり、地図の座標を教えてもあさっての方向に走り出すので、最終的に「ついていく」コマンドを使ってもらうことにした。2人乗りドルボであいのりさせようかと提案したら「いや、姫の背中を俺が守っている設定でついていきたい」って、何その騎士設定。思わず吹き出してしまった。普段は攻略サイトをガン見しながらそれでも迷いまくっているそうだ…。俺のナビぶりをあまりに褒めてくれるものだから、何だか俺の方が王子を導く騎士になったようで照れくさかった。まあお役に立てて光栄でした。はい。

王子の意外な一面も見れたし熱い展開で一緒に盛り上がれたし、色々な意味で今までで一番思い出に残るストーリーになった。サブクエストなどまだまだやる事は残っているから楽しみだ。新しくなったゼルメアも一緒に行く約束をしているので、とりあえずメインの魚子で下見に行くか。

俺は後衛メインということもあってボスや雑魚はなるべく避けて通りたい派である。逆に王子様はバリバリ前衛の戦闘民族だ。自ら火の中に飛び込むタイプである。今回追加された地下5階以降は下りの扉さえ発見すれば全部の部屋を開けなくてもいいらしい。宝箱優先で行こう。

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5周くらい探索してみたがさくさくとテンポ良く行けてイイ感じだった。道中ボスを避けられずに何回か戦ったが思っていたほど強くは無かった。全滅する危険性があるらしい「はざまの回廊」は勿論スルーした。王子と行く時に挑戦しよう。余った鍵は持ち越せるので一度だけ地下9階まで到達できたが99防具はほとんどゴミ錬金だった…。

いったん周回をやめ装備を整理していると、例の人間男からチャットがきた。この前相方宣言したのにまだ用があるのか。 

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いきなり相方の事を聞いてくるとはさすが恋愛脳。それしか興味ないんかい!…ないんだろうなきっと…。

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なんてこった。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるってやつだな。相方になってくれた奇特な女子よ、どうもありがとう!貴女のおかげでアストルティアで遊んでいるリアル女子達は奴の毒牙から救われた。

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………全く楽しそうな絵が浮かばない…王子様助けて!!

 

【続く】裏話編を1回はさみます!